ピルは2種類に大別されます

ピルは女性が飲む錠剤のお薬で、自主的に体を守るためのものです。
ピルは大きく分けると2種類あり、継続的に毎日飲み続けて避妊を目的とするものが低用量ピル、中用量ピル、高用量ピルの3つです。
超低用量ピルも外国では避妊薬とされていますが、日本では現在、月経中に痛みやイライラでつらい思いをしている女性のために保険診療として処方することしか認められていないのが特徴です。
低用量ピル、中用量ピル、高用量ピルの3つは、避妊薬として日本で処方されるもので、配合されているホルモンの量の違いが特徴で、一番ホルモン量が少なくて副作用も比較的すくない低用量ピルが現在日本では主流となっています。
低用量ピルを1か月産婦人科医の指示通りに服用することで、ほぼ100パーセントの避妊が可能となります。
また、それらの低用量ピル、中用量ピル、高用量ピル、超低用量ピルは肌荒れにも効果がありますし、1か月を通して体調をコントロールしてくれて比較的仕事やスポーツもしやすくなります。
それに、体調のコントロールによって気持ちも楽になり、ストレスがかかりにくくなる効果もありますし、産婦人科医の指示通りに服用することで月経日の調整も出来、大切な行事に月経がかぶらないようにすることもできます。

女性の味方ともいえる、日本で主流になっているピルは、かかりつけの産婦人科医のもとで処方してもらって使い方を教えてもらうのが一番良く、通販でも入手可能な場合もありますが、まずは自分の体を産婦人科医で診察してもらい、服用に慣れてからにすることをお勧めします。
ヤスミンは通販でまとめ買いも便利なので、服用に慣れてから検討してみましょう。
ピルはホルモンがはいっていますので、体のホルモン状態に問題があったり、その他持病によっては服用できない場合もありますので、大丈夫と勝手に判断するのは危険ですのでやめておきましょう。

月経の時とても辛い方に処方される超低用量ピル以外はすべて自由診療で、10割負担になります。
ずっと飲み続けて妊娠しない状態を作りますので最低1か月分のお薬代が一度に必要で、そのお薬が無くなる前にまたもらいに行かなければなりませんが、それを面倒と考えず、不明な点心配な点など産婦人科医に相談できるチャンスと考えればよいでしょう。
状況によってはもう少しまとめて処方してもらえる場合もあります。

ピルは大きく分けて2種類と言いましたが、継続的な避妊を主目的とする前述のピルと、もう1種類はアフターピルです。

アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれています

アフターピルは継続的に飲むものではありません。
緊急避妊薬ともよばれています。
ピルを継続的に飲んでいる人がある日突然、飲み忘れてしまった日に性交をしてしまった場合などに飲むものです。
妊娠は本来新しい命の誕生で、みんなが喜んで迎えるべきものですが、様々な事情で望まない妊娠となってしまった場合、その悲しみと体の負担を最大限軽減するためのものです。

普段低用量ピルなどを飲んでいなくて、避妊はコンドームで行っているカップルがそのコンドームを破損させてしまった、つけられなかったという場合、また望まない性交を無理やりさせられてしまったなどの場合に緊急避妊薬としての役割をもちます。
そういった望まない妊娠の場合は急いで産婦人科にいって洗浄をしてもらいアフターピルをもらって服用しなければなりません。

効果が得られるのは性交後72時間以内です。それも、早ければ早いほど良いです。
どうしようと悩んで時間が経過していってしまうと、妊娠が成立している場合赤ちゃんはどんどんおなかの中で成長していってしまいます。
中絶となると心と体に大きな傷を残しますし、中絶が不可能な時期になってしまう可能性もあります。
どうしても出産することが出来ない状態ならば、避妊が出来なかった場合、急いでアフターピルを飲まなければなりません。
赤ちゃんを喜んで迎えられない状態の時に避妊をしないのは間違っています。
また、アフターピルを飲んだ後に行った性交には効果はありません。

アフターピルが効果があったかどうか、ちゃんと妊娠を防げたかどうかはそれから数日から2週間ほどで生理のような出血が見られて初めてわかることで、100パーセントの可能性があるわけではありません。
それに、無理やり生理を起こすことになりますので、女性の体に負担がないわけではありません。
大切な人との間の愛情確認の行為であるはずの性交が悲しいものにならないようにお互いを思いやれる関係を育てて下さい。
アフターピルも、継続的に避妊するための低用量ピルなどと同様にまずは産婦人科医のところで、自分の心と体についてよく知ってもらい、処方してもらいましょう。
御家の近くにも何軒か産婦人科はあるでしょうが、自分に合う産婦人科医はきっとあるはずです。
1軒目があまり感じがよくないなと思っても、あきらめずまた別のところにも行って、なんでも相談できるかかりつけの産婦人科医を見つけると何かと安心です。

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